残業代にも時効があります。
残業代についての時効は原則2年です。
(判例で一部例外がありますが、今回は割愛いたします)
通常、月払いで給料を支給されることが一般的です。
そして、残業代は給料と一緒に支給されます。
毎月、残業代をもらうことになります。
そのため、残業代は2年で時効になりますので、今現在請求できる残業代は今から2年前の分から現在までになります。
来月請求すれば、来月からみて2年前の分からになります。
これは現在仕事を辞めている方は、請求できる残業代が毎月1か月分ずつ減っていくことを意味しています。
時効によりどんどん請求できる額が少なくなっていく。そのような状況が残業代では生じますので、早めの請求が必要になります。
残業代を請求したい。そう思われている方は早めの相談をお勧めします。